また、我々複写業に係わる産業を中心に、北海道の主な産業構造の特色を「総務庁・産業構造基本調査平成9年の調査」を基に考察します。
| 北海道の就業区分 | (全国) | |
| 第一次産業 | 8.8% | (全国 5.5%) |
| 第ニ次産業 | 24.1% | (全国31.9%) |
| 建設業 | 12.8% | (全国10.2%) |
| 製造業 | 11.2% | (全国21.6%) |
| 第三次産業 | 66.3% | (全国 61.8%) |
| 公務 | 4.3% | (全国 3.1%) |
このように、北海道の産業構造は第二次産業の就労者が、とりわけ製造業が全国の約半分しかない割に、北海道開発を支えた建設業が全国に比べ20%以上も多く、広大な地域生活の維持サービスのため公務員が全国に比べて約39%も多くなっています。
こうした背景を反映し、私共北海道複写産業協同組合員の多くの会員企業の取引先も、他の地区のような製造業の取引先は少なく、建設業と官公庁・自治体が主要取引先になっております。
このことは、今の建設業が構造不況の中心になり、公共事業費の削減、財政再建による官公庁の予算の削減により、我々北海道の複写業にとっては、IT産業革命による変革以上に深刻な状況を呈しております。
また、北海道の複写業社の殆どは、本州の同業社に比べ、自社内処理率が高く、古くは、青焼き、PPC、大型カラーのほか、製本からタイプ、トレース等の業務からマイクロ写真迄も自社内処理率が高い反面、設備機器の稼働率はいちぢるしく低い傾向があり、これは、印刷業も同様な傾向にあります。
このように、仕事があれば、なんでもしなければならないという状況と自分たちで出来ることであれば、多少の生みの苦しみを覚悟で新しいものにトライする伝統のフロンティア精神は旺盛な地域の特質があり、本北海道青年部の会員の殆どの企業においても早くから「様々なデジタル業務」への展開を思考し、これまで、我々青年部で「デジタル化研修会等」を開催し、広く研鑚し先進企業を訪問し勉強しておりました。
また、本青年部の会員は〜35代前半の会員10名と36歳〜45歳の会員、46歳〜50歳までの会員9名と二局化傾向にありますが、フレッシュな若い感覚とベテランの経験とで、これから迎える建設不況・役所予算削減・IT化への生き残り等の難題に取り組んでおりますが、まずは、今年7月14日 今世紀初めての「日本複写産業連合会 青年部」の大会を「北海道」に選んで戴き、我々北海道青年部が、主催者として全国の皆様をお迎えすることになりました。
この大会が成功し、全国の青年部会員の皆様に気持ちの良い想い出を創って戴きたく全力を尽くすべく色々準備しておりますが、このように素晴らしい機会を作って戴いたことに感謝しつつ、「大会の成功させる」という一つの目標として、会員相互の協力体制と信頼関係によって団結力をつけるのに良い機会にしたいと考えます。


